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1人前食堂・Maiさんのフードトリップ〜竹の里・乙訓編〜【Unir(ウニール)】

【長岡京市】
1人前食堂・Maiさんのフードトリップ〜竹の里・乙訓編〜【Unir(ウニール)】

京都発スペシャルティコーヒーブランドで、好みの味に出会う

「竹の里・乙訓」エリアは、竹林が多く「かぐや姫」伝説発祥の地ともいわれています。また、784年には桓武天皇が「長岡京」に遷都し、十年間にわたって都が置かれていたこともあり、長岡京跡や古墳、城址などの歴史遺産に恵まれています。

今回ご紹介するのは、そんな長い歴史を持つ長岡京市発のスペシャルティコーヒーブランド「Unir(ウニール)」です。

日本一に輝いたバリスタが淹れるコーヒーを味わうことができるUnirを、人気YouTuberとして活躍する一人前食堂のMaiさんが訪れました。

スペシャルティコーヒーの第一人者

 

Unirは、京都長岡京市を拠点に大阪、京都などに展開するコーヒーロースター。高品質のスペシャルティコーヒーを提供しています。

[Unir]の外観

創業したのは、現在も代表を務める山本尚さんと、Unirのヘッドバリスタである山本知子さんご夫婦。「コーヒーは日常のもの、まずは地元の方からお家で美味しいコーヒーを楽しんで頂きたい。」との思いからロースターをはじめました。カフェも併設し実際に飲んでいただくことで美味しさに気づいて頂き、豆を購入するお客様が増えていきました。

  

Unirの目玉の一つは、スペシャルティコーヒーを提供していること。

 

スペシャルティコーヒーとは、農園や生産者などの履歴が明らかで、生豆の姿・形だけではなく、それにプラスしてカップに注がれた時の特徴が評価され買い付けられたコーヒーを指します。コーヒーの中で最も高品質とされる豆ですが、Unirではその中でもハイクオリティスペシャルティコーヒーと呼ばれる、極上のものだけを取り扱っています。

[Unir]の店内

高品質なコーヒー豆を仕入れるだけに止まらず、バリスタの手によって最高の状態でお客さまに届けるのがUnirの特徴。〝from seed to cup〟、つまり「豆からカップまで」一貫し、責任を持ってお届けしていることも、Unirのコーヒーが長岡京に住む地元の人に留まらず、日本に名を知られるようになった要因でしょう。

[Unir]のヘッドバリスタ・山本知子さんが話しているシーン(Unirのヘッドバリスタである山本知子さんが笑顔でお出迎え)


Unir創業時からお店を支え、現在はヘッドバリスタとして店頭に立つ山本知子さんは、「ジャパン バリスタ チャンピオンシップ2018」で見事優勝。また他のバリスタも大会に出場し、次々と入賞を果たしています。

ジャパン バリスタ チャンピオンシップ2018で優勝した賞状など


コーヒーと相性抜群の本格スイーツのティータイム

 

Maiさんは、家でもドリップしてコーヒーを飲むほどコーヒー好きなんだとか。席に案内されると、早速メニューを眺めながら、自分好みの味のコーヒーを探していきます。

 

「コーヒーの種類もたくさんありますね。その分、迷ってしまうな……。せっかくだし、山本さんに相談してみよう」(Maiさん)

 

「おすすめのコーヒーはありますか?酸味は弱めで、甘みのあるコーヒーが好きです」(Maiさん)


[Unir]のヘッドバリスタ・山本知子さんの接客シーン

「皆さま酸味が苦手と言われるのですが、本当に美味しい酸味は甘さも伴うので、酸味も甘さもある、『コスタリカ ラミニラ ナチュラルアナロビック』はいかがでしょうか?」と山本さん。

 

 

さらに詳しく聞いたところ、「赤りんご、ストロベリー、シナモンのような風味がするんです」と教えてくれました。

コーヒーを淹れているシーン

Unirはスイーツメニューも充実しています。「スペシャルティコーヒーロールケーキ」や「スペシャルティコーヒープリン」など、コーヒーに合うものを、コーヒー好きのパティシエが作っているんだそうです。

 

Maiさんは、山本さんおすすめのコーヒーと一緒に「自家製アイスクリーム3種の食べくらべ」を注文。

[Unir]のコーヒーとスイーツ

「まずは、日本一のバリスタが淹れてくれたコーヒーをいただきます。わあ、本当にアップルパイみたいな味です。すごく爽やかで、酸味を感じません。目をつぶって飲むと、コーヒーじゃないみたい」(Maiさん)

[Unir]のヘッドバリスタ・山本知子さんと1人前食堂Maiさんが話しているシーン

「『コーヒーアイスクリーム』『バニラアイスクリーム』『コーヒーソルベ』の3種類も食べられるなんて贅沢です」(Maiさん)

1人前食堂Maiさんが食べているシーン(トッピングにはロゴでおなじみの小鳥「ピヨ」のビスケット。いつまでもひよっこの気持ちで初心を忘れないという意味が込められているのだそう)



「『コーヒーアイスクリーム』はもっと苦い、THEコーヒーみたいな味を想像して食べてみたけど、フルーツ系の味わいです。今まで食べたことがない味で、コーヒーともすごく合います」(Maiさん)

 

「『コーヒーソルベ』はエスプレッソが効いていて、コーヒー好きにはたまらない味ですね。コーヒーが苦手な人も、このソルベを食べたら、好きになるんじゃないかなってくらい、コーヒーの概念が変わります」(Maiさん)

 

「それぞれで食べてもいいし、3種一緒に食べても美味しいアイスです。ごちそうさまでした」(Maiさん)


スペシャルティコーヒーのための焙煎機

帰り際、お店の入口にあるロースターを特別に見学させていただきました。ガラス越しのロースターは、外からも覗くこともでき、訪れる人はどこでどんな風にコーヒー豆が焙煎されているかを見ることができます。

 

「さっき飲んだコーヒーも、ここで焙煎された豆なんですね。ライブ感があって楽しいです」(Maiさん)

 

Unirでは、完全熱風式焙煎機の「ローリングスマートロースター」を使用し、豆の組織へのダメージが少なく、かつ焦がすことなく豆の中から焼き上げることで、スペシャルティーコーヒーの風味を逃がさないような焙煎をされています。

[Unir]にある焙煎機

[Unir]のヘッドバリスタ・山本知子さんと1人前食堂Maiさんが話しているシーン

1人前食堂Maiさんがコーヒーを選んでいるシーン

「焙煎されたコーヒー豆を買うこともできるんですね。私も家用に買っていこうと思います」(Maiさん)

 

すっかりUnirのコーヒーに魅了されたMaiさん。最後にカプチーノもいただき、ゆっくりと午後の時間を過ごしました。

[Unir]のラテ

「上質なコーヒー豆に知識や技術が組み合わさることによって、最高品質のコーヒーが生まれることを実感しました。Unirさんで教えてもらったことを思い出しながら、家でも美味しいコーヒータイムを過ごしたいです」(Maiさん)


コーヒーの奥深さと楽しさを知った旅

 「コーヒーの酸味に苦手意識があり、なければないほど美味しいと思っていましたが、酸味がないと物足りなくなってしまうくらいの発見がありました。コーヒーのことは、家に帰った後も、もっと勉強したいです。日頃からいろんなフレーバーを楽しみながら、学んでいきたいです」(Maiさん)

コーヒーについてもっと知りたい。自分好みの味の豆に出会いたい。そんな方はぜひ腕利きのバリスタがいるUnirを訪れてはいかがでしょうか。

メイン
<旅した人> 1人前食堂 Mai 1995年生まれの料理愛好家。子どもの頃から大の料理好き。2019年6月から「心ときめく食材とレシピに出会う日々」をテーマに、「1人前食堂」と名づけたYouTubeチャンネルを開始。自分のためにつくった料理を美味しそうに食べる動画が注目を集める。料理工程が丁寧でわかりやすく、独特の映像のセンスや、思わず聞き入ってしまうナレーションが人気。スパイスやハーブ、発酵食品など、食材や調味料に詳しく、さまざまなレシピの提案を行っている。チャンネル登録者数80万人。大阪出身。大学時代を京都で過ごし、現在は東京在住。

紹介情報

  • Unir(ウニール)本店
    TEL 075-956-0117075-956-0117
    instagram
    ウェブサイト

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