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京都・京丹後で見つけた!潮風が美味しさの秘訣の久美浜フルーツトレイルをめざして
【京丹後市】海の京都で出合う、季節ごとのスイートなご褒美
海の京都と呼ばれる京都府北部、京丹後市の国道178号線を走ると季節のフルーツが並ぶ直売所を目にします。メロン、桃、ぶどう、梨など、夏から秋にかけて収穫される多彩なフルーツは、海水浴のお土産や大切な人へのギフトに最適。また10月末までは農園スタッフが知恵をしぼった自家製のスイーツやスムージーなどが味わえる、フルーツトレイルも開催中です。
国道沿いのフルーツ直売所をハシゴ
今回訪れたのは、兵庫県と京都府との県境に位置する、京丹後市の久美浜町。夏は海水浴、冬はカニを楽しめるほか、周囲約28kmの久美浜湾では牡蠣の養殖が盛んに行われています。さらにこの地を語る上ではずせないのが、久美浜育ちの旬のフルーツです。
ミネラル豊富な潮風、排水の良い土壌といった環境を活かし、農家さんが愛情を持って育てるフルーツは、味わいも格別。毎年7月初旬から営業が始まる直売所には、地元はもちろん遠方からもリピーターが訪れています。
さらに注目すべきは、2017年から始まった恒例イベント・フルーツトレイル。
直売所の一角で、フルーツの魅力を引き出すメニューを提供。直売所をハシゴすればするほど久美浜フルーツがもっと好きになる、美味しいご褒美が用意されています。
旬の美味しさを包む贅沢クレープ[(ほぼ)日曜日だけのクレープ屋Mikke]
フルーツトレイル参加店(2024年は4軒)のうち、まず立ち寄ったのが[(ほぼ)日曜日だけのクレープ屋 Mikke]。
[白岩栄一農園]直売所の一部を改装し、三代目の妻・加奈恵さんが始めたクレープ屋さんです。
「製菓の学校で学んだ経験を活かし、片手で食べられるケーキのようなイメージで、クレープを構成しています」とにっこり。
ブルーベリークレープにはブルーベリージャム、桃クレープには桃のコンポートなど、フレッシュな果肉プラスαの工夫が、満足感を何倍にも膨らませます。ジューシーなフルーツ以外も、久美浜産の米粉、「ヒラヤミルク」の牛乳、豊岡市[但熊]の卵など、近郊の良質な素材をセレクト。
ほぼ毎週訪れるファンもいるというワンハンド・スイーツ、営業日が少ないので出かける前にはインスタをチェックしてくださいね。
📍店舗情報
(ほぼ)日曜日だけのクレープ屋 Mikke
ほぼにちようびだけのクレープや ミッケ
☎︎0772-83-1216(白岩栄一農園直売所)
京都府京丹後市久美浜町平田1361
🚗山陰近畿自動車道「京丹後大宮IC」から車で37分
11:00〜17:00 ※売り切れ次第終了
日曜のみ営業【2024年は休業】
https://www.instagram.com/mikke2626/
京丹後のフルーツを世界へ発信する[うみのみえる丘]
次に訪れたのが[(ほぼ)日曜日だけのクレープ屋 Mikke]のお向かいにある[白岩恒美農園]の直売所[うみのみえる丘]。
こちらは、百貨店バイヤーやホテルパティシエ、海外の飲食関係者からも注目を集める果樹園です。ぶどうは年間約20種品種を栽培、この日はブラックビートと紅伊豆が並んでいました。
ぶどうを育てるとき、根から果実までの距離が短く、栄養がしっかり行き渡るので味が濃厚。そんな[白岩恒美農園]の低木のぶどう栽培について教えてくれたのは、代表の白岩千尋さん。
「冬はスノーボード、夏はサーフィンを満喫。仕事を愛することはもちろん、人生を楽しむ農家でありたい」という、生き様に共感する若き農業人もいるそうです。
自然に逆らわず美味しさを最優先させ、世界が認めた白岩さんのフルーツ、ぜひ味わってみてください。
📍店舗情報
うみの見える丘(白岩恒美農園)
うみのみえるおか しらいわつねみのうえん
☎︎0772-83-0911
京都府京丹後市久美浜町平田1104-3
🚗山陰近畿自動車道「京丹後大宮IC」から車で37 分
9:00〜17:00
無休
https://www.instagram.com/uminomieruoka1980/
📃京丹後フルーツトレイル
期間/2024年7月1日(月)〜2024年10月31日(木)
参加店/(ほぼ)日曜日だけのクレープ屋 Mikke、うみの見える丘(白岩恒美農園)、いえき農園直売所、道の駅くみはまSANKAIKAN
問い合わせ/
080-1832-8912(久美浜フルーツトレイルグループ・株式会社 田園紳士)
https://www.facebook.com/fruitsfun/